Stan Getz / Captain Marvel

d0045900_1631485.jpgStan Getz(ts)
Chick Corea(el-p)
Stanley Clarke(b)
Tony Williams(ds)
Airto Moreira(perc)
1972.3 NYC

セピア色のスタン・ゲッツ少年時代のポートレイトがノスタルジックなジャケット。フェンダー・ローズの淡い音色がFusion時代の幕開けを予感させつつ、バンドや時代が変わっても、ゲッツのこみ上げるフレーズがここでも堪能できます。★★★★★   試聴



最強のメンバー構成から分かるように、チック・コリア率いるリターン・トゥー・フォーエバー(RTF)にトニー・ウィリアムスを加えたアルバム。チック・コリアは1972年2月にRTFのファーストアルバム『Return to Forever』を、10月にはRTFのセカンドアルバム『Light As A Feather』を吹き込んでいて、RTF結成直後のゲッツとの共演、チックの書いたラテンテイスト溢れる曲をゲッツがリーダーで演奏するという素晴らしい構図となっています。

当然ながらゲッツはこのメンバーを非常に気に入っていて、自分のバンドに慰留するよう強く求めていたようですが、RTFの活動開始などで結局半年ほどしか活動できなかったとのことで、残念です。そういう状況下、7月にはモントール・ジャズ・フェスティバルにメンバーを召集(アイアートは不参加)しています。(ライブアルバム『Portrait』、『Stan Getz Quartet At Montreux』こちらでも絶賛されています。)

チック・コリアはゲッツのアルバム『Sweet Rain』(1967)に参加していて、1968年にはゲッツのバンドメンバーとしても無名ながら来日しています。たぶんこの頃からの付き合いで『Captain Marvel』に結びついたのでしょうね。この後チックはFusion時代の寵児となっていきます。
[PR]
by vespaet34 | 2006-08-20 00:05 | CD棚(Jazz&Soul)


<< 新たなアシ 白いセミ >>