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Furuhashi Tsuyoshi Jazz Quartet / Flower Of Cosmic

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有楽町で用事を済ませ駅前広場を足早に通り過ぎようとすると、どこからともなく聞こえてくるテナー・サックスの音色。一瞬どこかのスピーカーから出ている音かと思いながら耳を澄ませると、なんとも塊感のある強い音圧のTsの生音が…やっぱりこの近くで誰かが吹いてはる!

音の塊に向かって歩いていくと、モニタースピーカーをバックに古ぼけたTsを奏でる方の姿が。立ち止まって、少し遠慮がちに距離を置いてじっとTsを見ながら音色に集中していると、演奏を中断されライブのフライヤーをそっと差し出されました。CDも出しているとの一言。演奏再開されてしばらく聴いていると、やっぱり音色といい歌心あるフレーズといい引き込まれてゆくものがあり、CDを頂くことに。ついでに楽器のことをお尋ねすると、アメセルのマーク7、ゴールドプレートとのこと。ダークな音ながら、すごくいい鳴りっぷりをしていました。

帰ってさっそくCDを聴いてみると、これがまたツボにはまりました。特にお気入りは、#1,8 宇宙の花、#2 Hore Of Living、#3 Homargi Ⅱ、#4 Furuhashi's Jazz Walts 。アルバム全体的にスピリチュアルで哀愁感ある美しいメロディーが漂っています。#3の高速ラテンリズムに切り替わるところや、#4のワルツナンバーはグイグイ引き込まれます。川のように流れるオルガンをバックにゆったりとブロウされる#1(#8はPiano ver.)、キャッチーなメロディーの#2もリラックスでき、気持ちのいい世界へいざなう濃い1枚です。

♪試聴
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by vespaet34 | 2008-02-12 23:26 | CD棚(Jazz&Soul)

Mind, Body, Spirit / Black Renaissance

d0045900_15393385.jpg新年1発目は、初日の出にかけて太陽ジャケを。ブラック・ルネッサンスというタイトルイメージに似合ったジャケットです。イメージから想像どおりの音世界で恍惚と聴き入ってしまうスピリチュアル・ジャズ。★★★★★
ハリー・ウィテカーのプロデュースで'76年に日本のレーベルからリリースされていたものが、'02年にLUV N' HAIGHTから再発CD化。

#1の表題曲「Black Renaissance」はバスター・ウィリアムスのうねるベースと、ハリー・ウィテカーの力強いピアノのリフが耳に焼きつきます。浮遊感漂うソプラノコーラスが絡み付くなかTs,Tpのインプロヴィゼーションが続き、混沌とした総勢プレイでエンディングへ。ジャズワルツ調の#2 「Magic Ritual」ではエイゾー・ローレンスがssに持ち替え、更にアジテーションが加わり熱い展開に。

#1は23分40秒、#2は15分33秒と長尺ですが展開がドラマチックで、最後まですんなり聴かせるパワーがみなぎっています。また、いずれの曲もアフロパーカッションが土着過ぎず適度なスパイスに。エイゾー・ローレンス、デビッド・シュニッター、ウッディー・ショウの哀愁感あるブロウは胸にきますね。



1976.1.15 ニューヨーク録音
Personnel:Woody Shaw(Tp),Azar Lawrence(Ts,Ss),David Schnitter(Ts),Harry Whitaker(P),Buster Williams(B),Billy Hart(Ds:#1,Per),Howard King(Ds:#2,Per),Mtume(Per),Earl Bennett(Per),Lani Groves,Edia Holt,Sandy Nakamura,Assanta Doby(Singing Voices),Sekou Sandiata,Fikisha Cumbo,Dwight Carson,Bobby Andrews,Andaye DeLaCruz(Speaking Voices)

試聴♪
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by vespaet34 | 2008-01-14 22:00 | CD棚(Jazz&Soul)

SLEEPWALKER / WORKS

d0045900_2141552.jpg★★★★★ 試聴♪
初夏に出たスリープ・ウォーカー3枚目のアルバム。ラテン&スピリチュアルな、この上なく熱い生ジャズが詰まっています。未発表曲、リミックス(リワーク:演奏し直し)5曲と、新録4曲で構成。まずは印象的なのがジャズ・ボッサのおいしいツボを押さえた2曲。北欧の歌姫ユキミ・ナガノが歌う#2「Wind」、ジャジーニョのリワーク#8「Sim Ou Nao」。流れるようにリズムを刻み旋律を奏でる吉澤はじめのピアノ、中村雅人の哀愁漂うフルート&ソプラノサックス、跳ねるドラム&ベース。王道を走っています。スピリチュアルナンバーではアーチー・シェップのカバー#1「Quiet Dawn」、ベンベ・セグェが歌う#3「River Of Love」。円熟味ある演奏には胸に込み上げてくるものがあります。そして、高速4ビートのハードバップ#6「Big Escape」、高速ジャズサンバ#7「ECLIPSE」(KJMのリワーク)ときて、ワルツナンバーの#9「Waltz For Moe」で最後を締めくくる、興奮冷め止まない全9曲。 公式サイト …それにしても、これだけ味のあるカラーを出せるのもリズムセクション(池田潔のベースと藤井伸昭のドラム)ありきなんでしょうね。打ち込みを多用した吉澤はじめのソロアルバムとはまた随分趣向が異なります。
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by vespaet34 | 2007-10-19 23:58 | CD棚(Jazz&Soul)

Free Spirits Vol.1

d0045900_001374.jpgP-Vineの新譜をチェックしてみると、殺し文句満載の面白そうなスピリチュアルジャズのコンピが出ていました。でもなぜかここでは試聴不可。

しかしこちら(Juno Records)にあり。

<感想>
北欧のボラン一派がバックを固めたサラ・ヴォーンの(#1)は以前から聴いてみたかったのですが、この曲はもう一歩。アルバムに期待。そして、スタンリー・カウエル(#3)は要注意という感じです。あと、ビルド・アン・アークのシンガー、ドワイト・トリブル(#11)も「You've Got To Have Freedom」並…より2、3歩?いやもっと手前ぐらい。でもいい感じです。

<結論>
スタンリー・カウエルをしばらくチェックしてみよう。 
ドワイト・トリブルはアルバムがあるのかな…おっと、このアルバム『Love Is The Answer』(試聴可)に#11が入っていました。むむ、こっちは不穏なヒップ・ホップ?のオンパレード。唯一のジャズともいえるコンピ収録の#11「A Love Spreme」も59秒にカットされているし。(まるで間奏。)しかし上のコンピでの試聴は1分間あり、こちらはどうもフルバージョンっぽい。オリジナルのフルバージョンはいずこから?ま、いいです。これ以上は探しませんので。ちなみに新しいアルバムも出ているようですが、もう聴かないかな…。
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by vespaet34 | 2006-06-24 00:01 | 試し聴き

Eddie Palmieri / Lucumi Macumba Voodoo

d0045900_17453643.jpgエディ・パルミエリ(p)1978年作。★★★★★
'05リマスタリングで音がかなり良いです。ブラックジャズファンク&スピリチュアルソウル。かつ、ポップ。
#2「Spirit Of Love」、#5「Highest Good」はコーラスワークとラテンファンクのグルーヴがグイグイきます。(他はタイトルどおりの感じです。)
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by vespaet34 | 2006-03-25 17:52 | CD棚(Jazz&Soul)

Norman Connors / Dark Of Light

d0045900_1125183.jpg1973年作、ノーマン・コナーズのスピリチュアルなセカンドアルバム。遠くを見つめる目がマジです。ファーストに続いて素晴らしい豪華メンバー。#1の11分にも及ぶ表題曲はまさに昇天します。ディー・ディー・ブリッジウォーターのスキャット、ハービー・ハンコックのエレピ、エディー・ヘンダーソンのトランペットの音等々が次々と宙に彷徨い恍惚とします。#3 「Laughter」(スタンリー・クラーク作)のエスニックなスピリチュアルファンクも気持ちよく、#2「Butterfly Dreams」も朝もやの中の湖畔が思い浮かぶようで、夢うつつの中で聞くと素晴らしいです。
★★★★★。

コナーズはこのアルバム(と前アルバム)でプレイしているカルロス・ガーネット(Ts)のファースト『Black Love』(1974)にも参加していて、こちらのアルバムにも同様にディー・ディー・ブリッジウォーター(Vo)、バスター・ウィリアムズ(Ds)が参加、コナーズが『Slew Foot』(1974)で収録している「Mother Of The Future」のオリジナルも入っています。「Bank Of The Nile」も名曲ですね。

コナーズの「Mother Of The Future」も混沌と盛り上がり、…狂います。
♪Bembe SegueのLiveバージョン♪ANNE WIRZのナチュラルバージョンといったカバーあり。Bembe Segueはコナーズのバージョンに近いです。)
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by vespaet34 | 2006-02-28 00:05 | CD棚(Jazz&Soul)

Norman Connors / Dance Of Magic

d0045900_17261280.jpg1972年作、Pharoah Sandersのグループにも参加していたノーマン・コナーズのファーストアルバム。ジャケットをご覧のとおり参加メンバーが凄いです。ハービー・ハンコック、スタンリー・クラーク、ゲイリー・バーツ、アイアート・モレイラ…。最も好きなドラマーの一人で、以前『You Are My Starship』(1976)も紹介しましたが、この人を辿っていくとスピリチュアルジャズからラテンフュージョン、ディスコ、ブラックコンテンポラリー、と'70年代から'80年代にわたって時代ごとの美味しい音が聴けます。そして、プレイもさることながら人脈やプロデュースセンスなんかもツボだったりします。

ノーマン・コナーズ自身、メインストリームをあまり気に掛けていないような感じなので現在CDで聴けるアルバムも多くはありません。(そういう、我が道を行くところに面白みが生まれているんでしょうね。)けれども代表的な曲はベスト盤などで聴くことができます。このアルバムは以前CD化されていたものですが現在廃盤になっているようです。★★★★
次のアルバム『Dark Of Light』(1973)は更に素晴らしいスピリチュアルジャズに仕上がっています。
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by vespaet34 | 2006-02-27 23:58 | CD棚(Jazz&Soul)

Wendell Harrison / Reawakening

d0045900_21582424.jpgWendell Harrison / Reawakening
#2 「Farewell To The Welfare」★★★★
#3 「Take Time Out」★★★★★
#4 「Belle Isle」★★★★

フィル・ラネリンとTRIBEレーベルを立ち上げたウェンデル・ハリソン(ts,ss)のベスト盤。P-VIVEのブラックアークシリーズより。ブラックジャズ系でもメロウなボーカルものが特にグッときます。#3はイントロを聴いた瞬間胸に突き刺さりました。少しハスキーなボーカルは切なく、曲が終わった瞬間リピートボタンを押していました。
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by vespaet34 | 2006-02-14 00:10 | CD棚(Jazz&Soul)